管理番号 | 中古 :35988864062 | メーカー | ドメーヌ・コカール・ロワゾン・フルーロ | 発売日 | 2025/02/19 23:27 | 型番 | Z7966808862 | ||
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カテゴリ |
ワイン名(原語) | COQUARD LOISON FLEUROT ECHEZEAUX GRAND CRU |
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ワイン名(日本語) | コカール ロワゾン フルーロ エシェゾー グラン クリュ |
生産者 | コカール ロワゾン フルーロ |
ワイン産地 | フランス / ブルゴーニュ地方 |
ワインの種類 | 赤ワイン |
味わい | ミディアムボディ |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール100% |
ヴィンテージ | 2013 |
内容量 | 750ml |
スパイスや熟れたサクランボを思わせる豊かな香り。しなやかで肉付きが良く,品格を備えた口中で,ブラックベリーや複雑なレッド・フルーツ,下草,プラム,トリュフなどのニュアンスが感じられる長いフィニッシュがある。
ワインジャーナリストの山本昭彦氏によるワインレポートにて、2013年のエシェゾーが取り上げられています。
『フローラルで、ラズベリー、サワーチェリー、ほのかにマッチをすった香り。茎っぽいが、果実は優しく抽出されている。タンニンはシルキーで、30%の新樽ときれいに統合されている。一言で言えばピュアでセクシー。余韻にミネラリーでスパイシーなタッチが絡み、紅茶の葉の香りが残る。抑制されたひそやかなタッチは、大げさでなく、オフヴィンテージの抑制されたDRCを連想させる。ドミニク・ローランらに売り、ドメーヌ物は個人客主体だったため、輸出市場で知名度は低い。心躍る発見だった今から探しておいた方がいい注目株だ。』 一部抜粋
『ワイン・アドヴォケイト 2015年6月号』 92/100点
かなり多くのブルゴーニュ・ワイン愛好家が声高にトマ・コカール(当主)について話題にしている。私(ニール・マーティン)がロンドンで彼の新ヴィンテージを試飲する機会を得たとき、真っ先に彼のワインへ向かった。試飲したのはグランクリュ3種と村名クリュ3種のみ。いずれも格別とまでは言わないが素晴らしかった。グランクリュ、特に彼の造る見事なエシェゾーと驚くべきクロ・サン・ドゥニ(2013ヴィンテージはたったの3樽のみ)は、実に興味をそそられる。将来ブルゴーニュへ行く際、ドメーヌ訪問できることを願う。なぜならそこには明らかに熟練のワインメーカーが存在するからだ。
非常にエレガントなブーケ。テイスター(ニール・マーティン)によると,エシェゾー グラン・クリュ 2013には,クロ・ド・ヴージョを超える威厳と快活な陽気さが現れている。純粋さのエッセンスに魅了される。味わいは凝縮し,新しいオークに溶け込んだ気品を持つ見事な出来栄えのエシェゾーだ。スムースで落ち着きがあり,シルキーで余韻が長い。トマ・コカールの非常に見事な出来栄えのエシェゾーだ。今後,数十年は楽しませてくれることだろう。
Coquard Loison Fleurot / コカール・ロワゾン・フルーロ 数多のワイン愛好家が訪れるヴォーヌ・ロマネ村。その隣にひっそりと佇むフラジェ=エシェゾー村は国道の東に集落があるため、本拠を構えるドメーヌは極めて少ない。しかし、エマニュエル・ルジェ、ブリューノ・デゾネイ・ビセイなど名うてのヴィニュロンばかりが軒を連ねている。そのフラジェ=エシェゾー村で5世代にわたり続くドメーヌがある。それが、ドメーヌ・コカール=ロワゾン=フルーロだ。ロワゾン家とコカール家の結婚によって誕生したこのドメーヌは総栽培面積9haあまりと小規模ながら、ジュヴレィ・シャンベルタン村からヴォーヌ・ロマネ村にかけて、実に6つもの特級畑を所有している。 ところが、ドメーヌのワインは古くからヨーロッパの個人客に直売されていたため、今まで大口の輸出市場には殆ど出回ることがなかった。グラン・ゼシェゾー、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョ、クロ・サン・ドゥニ、クロ・ド・ラ・ロッシュ、シャルム・シャンベルタン・・・造られるワインのラインナップから考えれば、まさしくフラジェ=エシェゾー村の隠された秘宝ドメーヌである。 フランスの3大評価誌の1つ、『デュセール・ジェルベ 2015年版』において、最高の5クール(=ハート:Prix dhonneur 栄誉賞)を獲得している。これは、グラン・クリュ最高峰の1つ、クロ・デ・ランブレー、モレィ・サン・ドゥニでデュジャックと双璧をなすモン=リュイゾンと完全同格の《プルミエ・グラン・ヴァン・クラッセ》に格付けだ。しかも、ルロワやデュジャック、メオ・カミュゼの隣に樹齢70年超の畑を所有、ドミニク・ローランにはエシェゾー、グラン・ゼシェゾーの一部を供給しているというから驚きだ。 アラン・ユドロ=ノエラで働いていた女性当主、クレール・フルーロが手がけるワインのスタイルは、伝統とモダンが融合したもの。長年、個人客に販売しているため、良心的な価格であるのも大きな魅力だ。 ドメーヌの歴史と概要 ドメーヌ・コカール=ロワゾン=フルーロは、モレィ・サン・ドゥニ村のコカール家とフラジェ=エシェゾー村のロワゾン 家の結婚によって誕生した5世代続くドメーヌ。1982年のレイモン・コカール の引退後、相続による畑の分割を避けるため、レイモンの2人の娘(姉 シルヴィアンヌ・フルーロ と妹 マリーズ・コラルド )がシルヴィアンヌの夫 ジェラール・フルーロ と3人で、ドメーヌを法人組織化。3つの家族の名前を取り、ドメーヌ名をコカール=ロワゾン=フルーロとした。1987年には、フラジェ=エシェゾー村のドメーヌの本拠地に醸造所とセラーを新設。600樽のワインを熟成させることができる最新のセラーに生まれ変わった。 現在ドメーヌは、ボーヌの醸造学校で免除を取得し、ドメーヌ・アラン・ユドロ=ノエラなどで働いていたシルヴィアンヌとジェラールの娘クレールを中心に、彼女の両親であるシルヴィアンヌとジェラール、叔母マリーズ、そしてマリーズの息子 トマの5人の家族で運営されている。1974年生まれのクレールは、現在フラジェ=エシェゾー村ブドウ栽培組合の会長も務めている。ドメーヌは、20年以上前に発売されたロバート・パーカーの『ブルゴーニュ』において、 ・・・ここのワインはまとまりが良く、タニックながら果熟味と芳醇さがある。もっぱら個人顧客とネゴシアンに売られており、大口の輸出市場にはほとんど姿を見せない。 と記述されていたが、現在もこの市場状況は殆ど変わっていない。生産量の約3割が、ドミニク・ローランやルイ・ジャドといったネゴシアンに販売され、残りの7割がドメーヌで元詰めされているからだ。ドメーヌ元詰めワインは、ほぼ全てがヨーロッパの個人客に直売されているため、今までドメーヌのワインはガイド等で取り上げられることがなかった。 しかし、人口が日本の約半分のフランスで、毎年80万部を売るベストセラーのワインガイド『ギド・デュセール=ジェルベ』の2010年版においては、コート・ド・ニュイの造り手として、なんとDRCと同じ5つ星の最高ドメーヌに格付けされ、最新の2013年版においても、クロ・デ・ランブレーやフランソワ・ベルトーらとともんみプルミエ・グラン・ヴァン・クラッセに格付けされている。また、ブルゴーニュ・オージョルデュイ誌などにも取り上げられ始めており、今後、ますます注目を集めるドメーヌになることは間違いない。 |
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商品コード
12602002038721316