管理番号 | 中古 :35946650961 | メーカー | シャトー | 発売日 | 2025/02/17 13:19 | 型番 | Z2768917793 | ||
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テイスティング2009年5月 PP(WAポイント)92
Wine Journal#0509(2009/5/30)Neal Martin 飲み頃:now-2020 Tasted single blind at the Fine Wine Experience horizontal in London. This has slightly more lift on the nose compared to the first wine, but does not have quite the same complexity and affability. Touches of bilberry, saddle-leather, cooked meats, brett and dried blood. Very fine definition. More tobacco scents coming through with aeration and after ten minutes a heavenly scent of steaming espresso and hot bricks. The palate is medium-bodied with slightly rustic tannins, a touch of green pepper on the entry, a little light perhaps, nicely balance and poised with touches of red cherry, cranberry and an almost citrus edginess towards the finish. Moderate length. Engaging, complex and just lovely to drink. This is Gruaud at its best. Drink now-2020. Tasted October 2008.
15前後で抜栓・デキャンタージュし1時間くらい置く。濃く暗いガーネット色、菫、薔薇、ハイビスカス、沈丁花、カシス、プラム、ブラックベリー、ダークチェリー、赤身肉、レザー、鞣革、獣臭、黒胡椒、黒豆、和三盆、香菜、丁子、甘草、杜松の実、ミント、オレガノ、タイム、ナツメグ、メース、バニラビーンズ、西洋杉、インク、鉛筆、武夷岩茶、コーヒー、シガー、トリュフ、腐葉土、ヨード、森の下草、濡れ落ち葉、枯葉、湿った土、黒い土、ミネラル、1983のグリュオー・ラローズを飲んだのは何年ぶりだろう。10年以上間が空いているような気がする。ここのワインは、私の大好きな物の一つだが、ボルドー自体飲む本数が少なくなりご無沙汰していた。以前に感じた引き締まった体躯、沈んだ甘いタンニンが25年という年月でどう変わっていったのか非常に楽しみだ。 まだ若々しさを感じる暗く濃い色合いを持ち、フレッシュとドライの混じる花と果物の香りが静かに、でも力強く広がってきた。力強さ、濃さ、凝縮感を併せ持ちながら、25年という熟成によって磨き上げられた口当たり、香り、複雑さ、バランスが2級の品格+圧倒的なスケール感を持って押し寄せてくる。年からいうと、エッジにオレンジ色が入り、少し立った酸やヒネ香を感じたとしても不思議ではないのだが、そんな素振りは全くない。紫色がかると言っても良いくらいに濃く暗い色合いに本来ボルドーが持っている硬いタンニンが柔らかく飲み頃になるまでの時間の長さを納得させられた。正直言ってまだ若い。やっと、飲み頃に達しだしたくらいだ。ドライとフレッシュが混じる花と果物は沈んでいるのに甘く薫り高い。どっしりとしたコク・ボディを感じる肉・革系のニュアンスは赤身肉、レザー、鞣革が混じる。時間と共に、力強いが綺麗な獣臭が香りだした。そして、様々なハーブと土ミネラル系のニュアンスが複雑で奥行きのある世界を造り出している。良く熟しこなれた滑らかなタンニン、和三盆で味付けした丹波黒豆の煮付け、香菜、丁子、甘草、ミント、西洋杉、武夷岩茶、シガー、トリュフ、腐葉土、濡れ落ち葉、黒い土などが色々な要素と絡み合い、融け合いながら、甘く、柔らかく、綺麗に広がり伸びていくアフターへと続いていく。久々だが、やはり熟成したボルドーは美味い。また、虫が起きそうだ。 2008.3.15
Chateau Gruaud Larose / シャトー・グリュオー・ラローズ グリュオー・ラローズのラベルには、「王のワイン、ワインの王」と記されている。1778 年に死去した初代オーナー、グリュオーの娘婿であり、シャトーを引き継いだジョセフ・セバスチャン・ド・ラ・ローズに由来する言葉だ。 社交界で華やかに活躍した彼は、各国の宮廷や貴族たちの間で、このワインの人気を高めたからだ。 サン・ジュリアンの内陸にあるグリュオー・ラローズ。よく言われる定式どおり、内陸のワインは肉厚な力強さを示す。とはいえ、それはサンジュリアンの枠組みの中で相対的な力強さであり、ボルドー全体を見渡せば、中庸と言うに相応しい安定感が特徴となる。グリュオー・ラローズは1855年以前の格付けにおいても、レオヴィルとローザンに並んで不動の二級の地位を保持したが、その並はずれた安定性が理由ではないだろうか。『ワイナート19 号』 |
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929878