漁師の浜料理から地域を代表する郷土料理へ
八戸周辺は、三陸の豊かな海を背景にして、ウニとアワビがよく獲れます。その昔、漁師がそのウニやアワビといった海の恵みを豪快に盛って浜辺で食べた煮付け料理が「いちご煮」のルーツ。それが大正時代に料亭料理として供され、お椀にきれいに盛り付けてお吸い物としていただくようになり、現在では、晴れの席には欠かせない地域を代表する郷土料理になりました。
なんとも粋な名前のルーツ
「いちご煮」の名前は、お椀に盛り付けたとき、乳白色の汁に沈む黄金色のウニの姿がまるで、『朝靄の中に霞む野いちご』のように見えることから名づけられた大変風流な名前です。お椀の中で野いちご摘みをするように、海の恵みを摘まんで味わってみませんか。
元祖いちご煮缶詰
海の香りと旨味を存分に楽しめる八戸の郷土料理「いちご煮」。しかし、時の流れと共にウニやアワビは高級食材として扱われ、家庭で気軽に食べられるものではなくなってしまいました。そんな状況を何とかしたいという思いから開発されたのが、1980年に誕生した味の加久の屋の『いちご煮缶詰』です。郷土料理「いちご煮」の味を求め3年もの開発期間を要し、日本で初めて缶詰にすることに成功しました。その後も時代の変化に合わせて改良を重ね、現在に至ります。この『いちご煮缶詰』の誕生によって「いちご煮」は再び手軽に食べられるものになり、お盆やお正月など人々の集まるときや、ちょっとしたお祝い事には定番の、地域の人々の生活に融けこむ「海の恵みのスープ」として親しまれています。
「いちご煮」を使ったアイデア料理
いちご煮炊き込みご飯 材料(4人前) ・米…2合
・元祖いちご煮缶詰(415g入り)…1缶
・大葉、万能ネギお好みで 作り方
1.米2合を洗い、※30分間水に浸します。(※お急ぎの場合は省略可)
2.水をよく切り、いちご煮1缶の汁・具を一緒に炊飯器に入れて炊き込みます。
3.炊き上がったら全体をふっくら混ぜてできあがりです。
お好みで大葉や万能ネギをちらすと、磯の香りとともに豊かな風味が楽しめます。
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結婚や仏事の引出物、出産などお祝いのお返し、ゴルフコンペなどでも大変喜ばれております。
ラベル:【弘前ねぷた】【八戸三社大祭】【青森ねぶた】名 称 | 和風汁(ウニとアワビのお吸物) | 原材料名 | 魚介類[蒸ウニ(ウニ(チリ産))、ロコ貝、アワビ]、帆立貝エキス(ホタテエキス、還元水飴、食塩)、鰹節エキス(鰹節抽出液、蛋白加水分解物、食塩、鰹エキス)、野菜(ネギ、シソの葉)、食塩/調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦・アワビを含む) | 内 容 量 | 415g(約2人前)3缶 | 賞味期限 | 製造日より36ヶ月 | 保存方法 | 常温で保存 | 製造者 | 株式会社 味の加久の屋 |
本製品の製造ラインでは、かに、えび、小麦、卵、乳を使用した製品も製造しています。 |