輸入元資料より抜粋
〈老舗ボーフォール家を受け継ぐかと思いきや…技術そのまま、ますます高みを目指し独立!〉
シャンパーニュのボーフォールと聞いてピンと来た方、正解です!
1971 年からビオでぶどう畑を栽培、自然派シャンパーニュのパイオニアである、アンドレ・ボーフォールのご子息・アモリーが 2018 年に独立したシャンパーニュ・メゾン!
ボルドーの次に有機栽培が難しいとされるシャンパーニュでいち早くナチュラルへ舵を切った老舗中の老舗ファミリー出身です。
アンドレ・ボーフォールへは 2003 年から参画、最終的にはお父さん(ジャック)のメゾンの醸造も担当し、新人とは言い難い程の経験を積んでいるアモリー。
彼が受け継いだ畑は、0.88ha の極少の一区画のみ。キンメリジャン粘土石灰質土壌のこの畑には 1971 年植樹のピノ・ノワール(0.7ha)と 2014 年植樹のシャルドネ(0.18ha)のみ。
畑では 1971 年より化学肥料や除草剤、殺虫剤は全く使用していない。(伝統的に戦略的マーケティングが進んでいたシャンパーニュで、ここまでの古いビオの畑を見つけるのは至難の業!)
この土地とぶどうを自分の『庭』だととらえ、丁寧にぶどうを栽培している。「土壌と剪定が最も大切だ」と語るアモリー。畑は全体に草が生えており、パリサージュ(枝の固定)は高めに設定している。
〈もちろん礎はシャンパーニュだけど…〉
シャンパーニュで名を馳せているボーフォール家、もちろんアモリーのベースもコート・デ・バールのバル・シュル・セーヌ。
しかし実は、ブルゴーニュの AOP トネールに40ha の土地を新しく購入。その内 15ha は現在貸し出しているが、2023 年より新しく改築し、貸していない土地にぶどうを植樹していく計画が!
現在、気候変動のリスクを考え、自身の畑を始めるタイミングを調整中。もう時間を少しおいてから取り掛かる予定だとか。(以前アモリー名義で出していたトネールのものは 2016 年が最後のリリース。これとは別物のようです。)
セラーはバル・シュル・セーヌの自宅の下(!)とシャブリにももう一つ。
やりたいことが沢山あって経済的にも難しいタイミングもあったようですが、益々精力的に素晴らしいワイン造りに励んでいっている!