管理番号 | 中古 :35946650964 | メーカー | シャトー・ポンテ・カネ | 発売日 | 2025/02/01 13:06 | 型番 | Z4133869290 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
14前後で抜栓・デキャンタージュ(デキャンターは若いワイン用の底広形状の物を使用し、ガラス栓はせず、解放状態にした)し、30分位置いてから状態を確認したが、余りに若く硬いので、デキャンタージュをした後に4回もデカンタージュを繰り返した。その後、1時間位置いた。
紫がかった濃いガーネット色、赤い花、菫、薔薇、ハイビスカス、沈丁花、カシス、プラム、ブラックベリー、ダークチェリー、桃、マンゴー、赤身肉、レザー、黒胡椒、杜松の実、リコリス、香菜、丁字、ナツメグ、メース、オレガノ、タイム、インク、バニラビーンズ、シーダー、樽香、鉛筆、腐葉土、濡れ落ち葉、コーヒー、煙草、黒い土、ミネラル、若いとは思っていたが、まさかここまで若いとは予想だにしなかった。
非常に濃く若々しい紫がかった色合いを持ち、華やかな花と途轍もなく凝縮された甘いフルーツのノートが爆発するような勢いで広がってくる。12年経っているのに、信じられない位に若々しく、力強く緻密だ。透明感はあるが、ほとんど光を透さない位に沈んだ色合い、そのまま、複雑で薫り高いブーケと味わいを持っている。果実味に加えて、甘くしっかりとしたタンニンが寿命の長さを教えてくれる。そして、肉・革系のニュアンスがどっしりとしたコク・ボディを与え、数え切れない位の色々なハーブ(黒胡椒、杜松の実、リコリス、香菜、丁字、ナツメグ、メース、オレガノ、タイム)や土・ミネラル系から来る様々なニュアンス(シーダー、樽香、鉛筆、腐葉土、濡れ落ち葉、コーヒー、煙草、黒い土、ミネラル)が、実に豪華で華やかな世界を演出している。3時間位経ち、シーダー、コーヒー、煙草等が香り立ち、まるでムートンと言っても間違える位の姿を見せている。
ポンテ・カネは1995以降、品質が劇的に向上した。正にポイヤックと言えるゴージャスなスケール感と複雑なブーケと目の詰まった味わいに言葉がない。10年以上経過したボルドーがまだ飲むには早いという事は、物凄いポテンシャルの高さを物語っています。僕の予想ではあと10年は時間が欲しい正に長期熟成型ワイン(ヴァン・ド・ガルド)です。
2000年代のボルドーに高いお金を掛けるのは止めて、是非ともこのポンテ・カネを大量に買って経過年の変化を楽しむのは如何でしょうか。 H19.03.03
パーカーポイント92
古いスタイルのポイヤックだが、このシャトーの古いヴィンテージのものよりははるかに純粋さや豊かさが増している。肩幅が広く、筋肉質で、古典的。縁いっぱいまで濃い紫色をしており、センセーショナルなまでに濃厚な、豊かな、凝縮間のある、カシスの風味が口蓋を転がっていく。純粋さや深みは印象的だ。タニックで、閉じているが、力強く、コクがある。1996年に似た余韻の長さや強烈さを持っているようだ。偉大なポイヤックである。 予想される飲み頃:2005〜2025年 最終試飲年月:2002年3月
ボルドー第4版より抜粋
Chateau Pontet Canet / シャトー・ポンテ・カネ 5級の中でもひときわ存在感をはなつ、 ヴェルサイユの宮廷で名を上げたジャン・フランソワ・ド・ポンテ(Jean-Francois de Pontet)氏は、ルイ15世の側近を務める程の人物でした。彼はボルドーを州都とするギュイエンヌの地に戻り、メドックの知事となります。1705年ポイヤックの北部に数ヘクタールの土地を購入し、そこにブドウの樹を植えました。 数年後『カネ(Canet)』と呼ばれる区画を追加。その時に彼の名前を加えて、『ポンテ・カネ』と呼ばれるようになりました。世紀は変わり1855年にメドック格付けにて5級に選出されました。 1865年、ボルドーのワイン商のエルマン・クルーズ(Herman Cruse)氏がシャトーを購入。初めてポンテ家の手から離れました。クルーズ家によってそれから110年の間シャトーを切り盛りされた後、1975年にコニャックの商人、ギイ・テスロン(Guy Tesseron)氏がシャトーを購入しました。そして、その後はギイ・テスロン氏の息子である、アルフレッド・テスロン(Alfred Tesseron)氏がシャトーを運営しています。 メドック格付けで初めてビオディナミに転換、そして成功をおさめる 新しい設備が導入されているセラー 円錐型のコンクリート発酵槽 |
商品カテゴリ
商品コード
843890